31日 7月 2017

有光工業＝有光幸紀社長、大阪市東成区深江北1-3-7＝は、 小型トラクター用のキルパー剤専用「混和式土壌消毒機 DSK-9TRM2」を発売、 30種類超の幅広い作物の土壌消毒に活用でき、高評価を得ている。

　本機は、散布混和式の消毒機で、キルパー剤を原液でロータリー刃の直前に噴射し、 ロータリーで土壌と緩和する処理法。土壌の消毒が均一にできる。

　また、うね立て機とマルチャーを装置すれば、土壌消毒・うね立て・マルチ作業が 1工程で行える。10～24日後（地温が低いほど放置時間が長くなる）に、穴をあけて定植できる。

主な特長は

　①キルパー剤の匂いが発生しにくい、キルパー剤専用ノズルの採用で安心

　②狭いハウス内の作業も安心のトラクターマウントタイプ。ロータリーにポンプ本体、

　　薬剤タンク台がセットでき、施設ハウス内の狭い場所での消毒作業や、気になる旋回作業も

　　邪魔にならない

　③ロータリーの上下動に対し、土壌消毒機を水平に保つ特殊マウント方式を採用した

　　特殊3P仕様のロータリーに対しても、薬剤タンクが常に平行なため、

　　薬剤がこぼれる心配がない。

　　急発進・急停止での衝撃に対しても安心な設計

　④作業スピードに合わせて散布が可能。スピコンの採用で、散布量調節は無段階―など。

【DSK-9TRM2主仕様】

　　機体寸法＝全長440×全幅490×全高620各mm

　　質量＝12kg

　　適用ロータリー耕うん機幅＝1.5～1.6ｍ。