調圧弁のしくみ

■ 調圧弁のしくみ

  • プランジャポンプは原動機を用いて駆動するため、圧力に関係なく一定の回転速度で回転しようとします。従って圧力を調節し、その圧力を一定に保つ機器が必要となります。
  • 調圧弁はノズルからの吐水が急停止した時などにホース及びプランジャポンプの破損を防ぐと共にバネの強さを加減して圧力を変化させ、吐水量、余水量の調節をします。
  • 即ち、シリング内の圧力がある値以上になるとディスクがバネの力に打ち勝って押し上がり、洗浄液は余水口から吐き出され、プランジャポンプは正常運転を続けることが出来ます。

■ 調圧弁の構造

調圧弁

  • 排圧レバー
    レバーを操作してばねの力を遮断しポンプの圧力をゼロ近くまで下げます。ポンプの始動時や停止時に操作します。
  • 余水口
    余水ホースを取り付けて、タンクに余分な液を戻します。
  • 調圧ねじ
    ねじを回しばねの荷重を調節することによりポンプの吐き出し圧力を調整します。
  • ばね
    力(ちから)をディスクとシートの間に与え、その隙間を調整して液がポンプから出ようとする圧力を一定に保ちます。
  • ピストン
    ばねの力ををディスクに伝えます。ピストンはオイルの粘性を利用して弁鳴り(共振)を防ぐ役目を持っています。その動きに比例して効果を発揮しますので、調圧弁の性能を最高の状態にすることをが可能になりました。
  • ボデー
    ボデーにはオイルを入れます。通常はエンジンオイルや、工業用汎用オイルを補給して下さい。
    温水をご使用される場合はより粘度の高いオイルをご使用頂くと効果的です。
  • ディスク・シート
    強度と耐食性・耐薬品性・液中の混入物の影響を考慮し高強度金属を溶着したシート・ディスクの採用や、アルミナ・ルビー製のディスク、ジルコニアシートの採用などお客様のご用途に合わせた設定をご用意し、長寿命化をお約束致します。

■ 調圧弁の特長

  1. オイルダンパー機構により容量性能が優れています。
  2. 平弁方式を採用のため、接触面の表面メインテナンスが容易に行えます。
  3. 構造が簡単なため故障が少なく、部品交換も容易に行え、しかも取扱いが簡単です。